アーティチョーク

地中海沿岸原産の大きなアザミに似た植物で6~7月に紫色の花を咲かせます。
原種とされている「カルドン」を品種改良して花（食用）の部分が大きくなった物をアーティチョークと呼びます。「カルドン」の方が棘が多く、花色も赤紫色です。
数輪の房で咲き、切り花としても流通します。ドライフラワーにもなります。
両方食用になりますが食べる所が多いのはアーティチョークで、花が開く前の蕾の時に収穫します。
塩ゆでや素揚げにして食べるのが一般的で、そら豆やジャガイモのような風味で独特の苦味があります。
土は酸性よりは弱アルカリ性を好みます。
地中海沿岸が原産なので日本の高温多湿が苦手です。水はけの良い土で場合によっては高畝の様にして植え付けます。春先と開花後に少量の緩効性肥料を与えて下さい。
株分け、実生（種まき）で殖やすことが出来ます。