葉裏の銀葉が美しく、常緑なのでシンボルツリーとして人気があります。樹勢が強く害虫が殆ど付かないので育てやすいのも魅力です。果実は生食はできませんが、実を絞りオリーブオイルや塩漬けなどにして食用になります。
1株で実がなる品種もありますが、2株違う品種を植えた方が多くの実を収穫出来ます。
前年に伸びた枝先に花を付け結実するので、大きくなるまで枝を間引くような剪定をします。実を収穫する方でも大きくなりすぎた場合は翌年の実は我慢して何年かに一度は強剪定をして下さい。
実を収穫しないのであればどの時期にも剪定できます。-5℃位になる所では切り口が寒風に当ると、枝の水分が飛び枯れ込みことがありますので、春先に行って下さい。オリーブは比較的浅根なので地上部が大きくなりすぎると強風で倒れることがあります。肥料も控えめにしてください。水はけの良い土を好みます。
挿し木、実生(種まき)で殖やすことが出来ます。
害虫は殆ど付きませんが、オリーブアナアキゾウムシが付く事があります。幹に穴が空くので発見した場合はスミチオンなどを散布して下さい。予防でオルトラン粒剤を株元に撒いておくのもおすすめです。
チプレッシーノの樹形は直立性です。生育がゆっくりなのであまり大きくしたくない方にはおすすめです。他の品種を近い場所で栽培をすると実が付きやすい品種です。実は主にオリーブオイルを採油するために使われます。
カナ
オリーブ チプレッシーノ
品種名
オリーブ チプレッシーノ
学名
Olea europaea 'Cipressino'
別名
-
形態
半耐寒性常緑高木
科
モクセイ
花期
5~6月
草丈・樹高
5~10m
耐寒性
-10℃
耐暑性
強
日当たり
日向
原産国
イタリア
USDA Hardiness Zone
8~11
分類
樹木,