カモミールと言われているものには2種類あり一・二年草の「ジャーマン カモミール」と多年草の「ローマン カモミール」です。どちらもハーブティーなどには利用されますが、日本ではドイツから入ってきたジャーマン カモミールを通常はカモミールと呼びます。
通常はマーガレットの様な花で一重咲きですが、八重咲きの「ダブルフラワー カモミール」や花の咲かない「ノンフラワー カモミール」があります。
5~6月にマーガレットのような花を咲かせ、花だけでなく全草にリンゴのような香りがあります。お茶には花の部分を利用します。生のままでも利用できますが乾燥させて保存も出来ます。葉は常緑で這うように生育します。
踏みつけにも強く、狭い範囲ならば芝生のように利用できます。高温多湿が苦手なので庭の東側や落葉樹の下などに向きます。水はけの良い土を好みますが、極端な乾燥は嫌います。
春先に少量の緩効性肥料を与えて下さい。株分け、挿し木、実生(種まき)で殖やすことが出来ます。
ダブルフラワー カモミールとノンフラワー カモミールは株分け、挿し木で殖やすことが出来ます。
カナ
ローマン カモミール
品種名
ローマン カモミール
学名
Chamaemelum nobile, Anthemis nobilis
別名
ローマカミツレ、カモマイルなど
形態
耐寒性常緑多年草
科
キク
花期
5~6月
草丈・樹高
15~30cm
耐寒性
強
耐暑性
中
日当たり
日向~半日陰
原産国
ヨーロッパ~アジア
USDA Hardiness Zone
3~9
分類
多年草,ハーブ,グランドカバー,